● 理 事 長 挨 拶

第55代理事長 齋藤光智 君

石巻青年会議所ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 

日頃より当青年会議所の運動に対してご理解とご協力を頂いていることに対し、厚く御礼申し上げます。(一社)石巻青年会議所(以下石巻JC)は本年創立55年目を迎えます。

これまで、積み重ねられた歴史は先輩諸兄が地域と共に歩み、皆様からのご協力とご理解があってのことだと考えております。

 

本年、一般社団法人石巻青年会議所では『知 行 合 一 ~智慧と行動がこのの未来を創る~』をスローガンのもと活動、運動を行わせていただきます。震災から8年が経過しようとする中で地域の復興は着実に進み、多くの笑顔が溢れるようになっております。しかし、地域が抱える問題は多く、生産年齢人口の減少と高齢化、子ども達を取り巻く環境の変化、地域コミュニティの希薄化等、私たちが向き合わなくてはならない課題が山積しています。

私たち石巻JCは地域の人づくり・まちづくりに取り組んでいる団体です。求められていることが何かを自信がしっかりと把握し、様々な環境で得た知識を、行動という姿で地域に広げていなくてはなりません。

 

私たちの活動は月に一度の例会を始め、サン・ファン祭り、石巻川開き祭り、北上川フェアなどの祭り事業、住民を対象にした公開の講演会、行政と連携して政策コンテスト、選挙に伴う公開討論会等多岐に開催しております。会議体として会議に重きを置き、限られた時間の中で行う会議において準備や段取りの重要性、時間の使い方、考えの伝え方を学び、また同じ志を持つ現役の会員だけでなく、地域を牽引してこられたOB会員の皆様や、地域の経営者の方々と接する機会が増え、多くの方々との繋がりを得ることができます。

 

笑顔溢れる地域の未来に向かい、若い私たちが智慧を結集し、行動という背中を見せることが、地域を愛する人びとへ想いを広げ、地域から必要とされ続ける組織であり続けられるよう邁進してまいります。

一般社団法人石巻青年会議所 2019年度 理事長所信

<はじめに>
東京オリンピックが開催された1964年6月23日に、62名の志高き先輩諸兄の気概の基に石巻青年会議所(以下、石巻JC)を創立しました。石巻JCが創立した時代は日本が高度経済成長期であり、この地域の発展を願う青年経済人たちの英知と行動そして情熱が、新しい石巻圏域を創り上げる原動力となり、この地域は発展してきました。我々は「明るい豊かな社会の実現」を目指し、生まれ育った地域への愛着と愛情をこれからの未来を担う子ども達へと継承していかなくてはいけません。私達の運動へのご理解とご協力を頂いている多くの団体、行政の皆様とともに更なる地域の活性化を目指し、明るい未来を創り上げていく必要があります。
昨今、私達の周りには、車やコンビニ、携帯電話、インターネット、SNSなど便利なものが溢れ、生活から切り離せないものばかりです。しかし、便利であるがゆえに人とひとの繋がりは、一枚の壁を隔てているような印象を受けます。地域で行われている祭りやイベント、地域行事など内容が類似するものが多くなったことで、同じものを見ているかのような錯覚に陥ることさえ少なくありません。私たちが目指すべきものは、人とひとが触れ合うことで生み出される地域が持つ突出した魅力を見出し、独自性と地域が心から笑顔になれる環境を創る行動を展開することです。周りから「変わっている」と思われるものこそが特色であり、地域の人びとが価値と認識し、共有して発信することが、他にはない「地域のたから」になります。そして、新たな価値は私たちに恐怖と期待をもたらし、これこそが他者を注目させ、生み出した場所の強さになるのです。突出した価値は地域に愛着と誇りという「地域プライド」を創り出し、そこに住み暮らす人びとが共通認識として価値を広めれば、未来へ続く光輝く地域が生まれるはずです。「この地域を牽引していくのは責任世代の我々青年である」私達が所属する石巻JCの創始の精神です。志と覚悟をもって行動していく私達JCが、地域を考える軸を持った「変わり者」であり続け、表面的な部分を考えるのではなく、地域で何が問題なのかを的確に捉え果敢に挑戦する姿が、地域の人びととの絆を結び、笑顔が溢れる地域の新たな歴史を紡いで参ります。

<次代を創る組織として>
2019年6月、石巻青年会議所は55年目を迎えます。様々な団体、行政と多くの地域の方々のご理解とご協力で石巻JCは成長を遂げてきました。55年という歴史を紡ぐことができたのは、敬愛する先輩諸兄が地域との絆を育み、まちづくりを行う中でJCという団体の存在価値と信頼を高めてこられた運動があるからです。地域をともに考える行政との共同事業構築や様々な団体とともに行ってきたまちづくり運動の中で、この地域に変化をもたらすJAYCEEの若く柔軟な考えと行動力は無くてはならない存在です。私たちは先輩諸兄から引き継いだ歴史と伝統をしっかりと受け止め、問題に対しての研鑽と能動的な運動を一体として行う青年団体の魁としての自覚と誇りを胸に、創立55周年記念式典を開催します。これから続くJCが地域に必要とされ、愛される団体であり続けられるよう会員全員で想いを継承し、次世代へ繋げて参ります。
私たちが所属する青年会議所は全国各地に存在し、695LOM 約36,000名の仲間がいます。日本にある青年会議所の調整役として日本青年会議所、地区協議会、ブロック協議会が存在し、各地域の青年会議所から出向した会員により運営されています。その一つである宮城ブロック協議会に会長として佐藤大介君を輩出致します。地域の為に邁進してきた高い志を胸に、LOMで培った経験を活かし、本年宮城の為に力を注いでくれると確信しています。出向は、様々な仲間と出会いと自分を成長させてくれる場が溢れています。出向や各種大会等、私たちの成長に繋がる機会を最大限に活用し、地域の問題に対して能動的に行動するJAYCEEへとさらなる飛躍をして参りましょう。


<会員の資質向上と持続的な拡大>
大人の学び舎であるJCは年齢、職業、役職、会社の規模など環境が異なる会員たちが集まり地域を牽引する若きリーダーを育成しています。昨今、多くの新入会員を迎え、若く情熱溢れる会員が多くなっている一方で、在籍年数の浅い会員が多くなっている現状があります。組織が同じ方向を向いて力を発揮するには、石巻JCという組織がしっかりと統制されることが重要です。JCのルールへの理解、組織としての行動、方向性や考え方が分からず、会員が同じ意識を共有できないままでは、地域の課題や問題へ対して十分な力は発揮できません。我々一人ひとりがJAYCEEとして地域の価値を生み出す社会人基礎力を高め、地域を牽引する気概をもって活動することが地域の持つ価値を一早く見出し、多くの人びとの関心を得ることができます。JCが価値観を固着せず、困難に挑み続ける姿こそが地域の人びと意識改革の基礎となり、地域をともに考える志を持った候補者の心を打つことができれば、組織は今まで以上の輝きを持ち、若きリーダーの柔軟な発想や情熱は地域に新たな風を呼び込みます。全会員が困難を切り開き、自身の強みを発見できるセミナーを通じて成長し、問題を乗り越えチャンスに変えるJAYCEEの魅力を一人ひとりが発信し続けることで、持続的な会員拡大を行います。


<笑顔と情熱溢れる祭りの創造>
祭りに参加する年代は子どもからお年寄りまで非常に多く、年代によって様々な関わり方があります。踊りや演奏に参加する子ども達、友人と再会する青年達、孫をつれているお年寄り達、そこには多くの笑顔が溢れ新たな活力を生み出していると実感します。石巻JCは石巻圏域の祭りの一つであり、創立当初から参画している石巻川開き祭りで2006年から縄張神社奉納大縄引き大会を開催し、本年は12回目を迎えます。これまで参加した多くのチームが熱い戦いを繰り広げ沿道の観客を巻き込み、熱気と笑顔をもたらしました。この地域に多くの笑顔を創るきっかけとなる祭りだからこそ、味わいのある豊かな発想と確固たる祭りの華が必要です。祭りは一人の力ではできません。光と影があるように、影となり祭りを支える組織があるからこそ笑顔溢れる祭りが生まれます。既存の団体にとらわれず、学生、地域に根差す人びとを巻き込み一人ひとり何ができるのかを考え積極的に参加、行動することが祭りの賑わいという光をより輝かせるはずです。関係諸団体と切磋琢磨する中で私達自身が笑顔を絶やさず、祭りに関わる多くの人びとを巻き込み事業を構築し、この地域で輝き、愛される祭りを創造します。
また、先輩諸兄が立ち上げ、市民とともに創る祭りとして毎年継続して開催しているサン・ファン祭りがあります。近年、サン・ファン・バウティスタ号の老朽化により乗船ができない状況の中、今年で26回を迎えるサン・ファン祭りは地域に愛され、そこに住む人びととともに創り上げてきた「故郷のたから」です。未来の子ども達へたからの価値をしっかりと継承していくには、独創的な空間を作り上げる若者達、関係諸団体、学生や住民と力を合わせ、たからを受け継ぐ全員で、先人達が築いてきた文化と伝統の重要性をしっかりと受け止め、たからを際立たせる新たな試みを模索することが必要です。石巻JCが培ってきた絆の力を祭りに繋げ、地域を輝かせる笑顔溢れる祭りを創造します。


<笑顔溢れる故郷創り>
東日本大震災から7年が経ち、私たちの故郷は確実に復興し、その中で、沿岸部、内陸部の住暮らす地域は変化を続けています。震災以前から石巻JCの活動エリアである二市一町は、山、川、海に囲まれ多くの恵み溢れる地域です。しかし、変化する中で新たに生まれた地域資源や既存の価値をしっかりと認識し、発信できなければその魅力は伝わりません。
そのためには、この地域を牽引する責任世代の我々JCが各地域に眠るたからを再発見し、その成り立ちについて地域に住み暮らす人びとと協働して発信する動きを起こすことが必要です。地縁で結ばれた繋がりが価値を共有し、地域の持つたからの価値について切磋琢磨して磨くことで、伝播する輪は広がり、広域的な範囲でそれぞれのたからの価値を高め、地域を活性化していけると確信しています。人は様々な価値を比較することで魅力を判断します。同じものは安心感を与え、変わっているものには不安になります。故郷を思うJCが故郷の「変わっている」魅力を発見し、地域の人びとを巻き込んだ挑戦を続けることこそが、故郷が笑顔溢れる場所へと導くと確信します。
故郷を思う様々な団体が存在する中で、私たちは今何が求められているかを判断していかなくてはなりません。石巻JCでは、姉妹、友好関係を結んでいるJCがあり、住み暮らす地域の「明るい豊かな社会の実現」を目指し、日々活動しています。地域の枠を超えた交流は、有事の際の迅速な応援や地域間交流による新たな価値の発見など私たちに刺激を与えてくれます。私たちは多くの人びととの繋がりがあって生活しています。意見をぶつけ合い、喜びを分かち合い、協力しあうことで絆はより強固なものになります。石巻JCがより多くの人びとと交流し、絆を育むことで故郷の発展へ繋げます。


<地域の未来を考える>
石巻市とともに開催してきた政策コンテスト事業は学生の考える様々な視点を行政、地域の人びとが感じることのできる重要な機会です。この地域に必要なものは何か、魅力とは何かを一人ひとりが考え、チームとして形にしていくことは未来を描くうえで大切な「想い」をより育むきっかけになります。今、地方創生を国が掲げる一方で、地域を担う大人がこの地域に何が必要であるかがをはっきりと定められない中、これからの未来を創る学生たちが考える視点は次代の人間力を活性化させる大きなヒントになります。青年経済人であるJAYCEEが学生の伝えたいことをサポートし、導くことが新たな地域の在り方を人びとへ伝播させることになり、未来の子ども達へ繋がっていくと確信します。そのためには、JAYCEE一人ひとりが考え、能動的に行動することが求められます。これまでJCで行った事業である公開討論会や首長を招いての例会の中で、行政、各種団体と協働したことでの繋がりを活用し、創始の精神である「単なる傍観者や批判家ではなく勇気をもって意欲的にまちづくりに参画し、地域の発展に尽くすのは我々JCの責務である」をもう一度、かみしめ地域を牽引する団体であり続けることが、次世代への道を創る一歩になるはずです。
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された世界的視点で課題を解決していくSDGsは、誰一人取り残さない社会を2030年までに築くため、17の目標と169のターゲットで構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組む普遍的なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。私たちの地域においても世界と日本の潮流を見据え、次代の流れに沿った人財育成が求められます。これまで、社会的課題解決は行政の役割でしたが、市民、企業が連携し社会課題に対しての積極的な取り組みを推進していく環境が整備され始めている今だからこそ、地域を牽引するリーダーである私たちが行動を起こし、社会課題に対して一人ひとりが向き合える環境を創れるような事業構築を進めてまいります。


<結びに>
東日本大震災からの復興に向けて地域が一丸となって歩みを進め始めた2013年に私は入会しました。環境が変わる中、何をしていいのかわからないまま、がむしゃらに経験を積んでいく中で、多くのJAYCEEと出会い、様々な価値観を得ることができました。社
会人として経験もそれなりに積み、大人になったつもりでいた私は、いかに自分が小さく狭い範囲でしか考えられていなかったのかを痛感しました。JCは「大人の学び舎である」と言われる通り、同じ目的をもった若き同志たちがまさに師であり、自分自身をもう一度見つめる鏡でもあると感じます。私たちがそうであったようにこれからの未来を創る子どもたちも故郷を愛し、地域を愛し、人を愛していきます。地域を変える可能性は、自分を磨くことで広がり、その経験、知識を引き継いでいくことが更なる発展に繋がります。私たちが生まれた育った場所は生きる上で帰りたくなる心の拠り所です。どんなに環境が変わっても、どこにいても、故郷を切り離すことはありません。子ども達にこの故郷を残す為に私たちの想いと情熱が今必要になるのです。私たちJAYCEEの行動が地域の人びとにとって憧れ、追い求める背中を見せ続け、JC一人ひとりが目指す自分に向かって研鑽を積み、地域の問題へ一丸となって進むことで、石巻JCが地域にとって唯一無二となる組織へ成長していきましょう。
知ることは行為の始まりであり
行為は知ることの完成である
行動を伴わない知識は未完成である
石巻圏域の未来を描き、笑顔溢れる地域へ向かって率先して行動していきましょう。


<基本方針>
1. 積極的な会員の拡大
2. 笑顔と情熱溢れる祭り事業の創造
3. 故郷の魅力を創出する事業の推進

4. 会員の資質向上に繋がる例会・セミナーの開催
5. 青少年の健全育成
6. 効果的な広報活動と発信・情報公開
7. 会員相互の情報共有親睦交流
8. 55周年記念事業の開催

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