6月19日、まちづくり仲間と一緒に地震被災地へボランティアに行ってきました。
震源地に近い宮城県花山地区は多くの方が家屋の倒壊やライフラインに重大な問題が
発生したりで避難所生活を余儀なくされている所です。
今回訪問したのは家屋の倒壊等は免れて自宅生活をしているものの、断水等で困って
いる世帯を中心としました。
断水世帯に飲み水を届けながら、現在の状況や不安や特に困っていることは何かを
ヒアリングしてきました。
ほとんどの方が断水からの早期復旧を望んでいました。
道路はまだ通れるので車がある人は30分かけて築館まで出れば銭湯やコインランド
リーはありますが毎日というわけにもいかないようです。
高齢者は地元の方々同士で何とか助け合っていますが、自分たちのことをどうにかし
ながらの互助にもそろそろ限界との話も出ていました。
やはり、飲み水の確保が最優先という状況はしばらく続きそうです。
92歳で一人暮らしのおばあさんは「退院した次の日に地震が来た。不便だろうから
避難所に行け、と言われたが…あそこで出るおにぎりや食事は固くて私にはとても食
べられないし、いろいろとあんたらに迷惑をかけるからここでいい。飲み水が少しあ
れば断水しても…年寄りだからお風呂に入らなくてもどうにかなるよ。もっと先のあ
る若い人たちのために動いてあげてちょうだいね。」と逆に気を遣っている姿に思わ
ず泣きそうになってしまいました。
農家や牧場経営の方が多い地域ですが、そちらの被害の金額もかなり大きいと感じま
した。
乳牛60頭を抱える牧場の方は、「断水しようが何が起きようが、現実として牛に一日
10トンの飲み水がないと死んでしまう。避難所に行け言われても、牛を置いて行く
わけには…。こいつら、ストレスで餌の食い付きも悪いし…」と嘆き、シイタケ栽培
農家の方は「水が無いと栽培は不可能だ。もうこうなると出荷調整もできないので、
今売れるものを何とか出荷して少しでもお金に換えるしかない」とうなだれていまし
た。
まだまだ被災地のご苦労は続きそうなので、今後もお手伝いは機会があれば参加した
いと思います。

震源に近づくほど道路のヒビは多く&大きくなります。
ちなみにガードレールの左側は貯水池。雨で路肩が緩んだときが怖いです。

民家のすぐ近く…至る所にこのようながけ崩れがあります。

この後の復旧活動に役立てる為にヒアリングをする大切な役目ですが…明日が見えず
に途方に暮れる人々から切実な話を聞くのはいたたまれなくなり、本当に忍びないで
す。
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